本校は、創立者加藤ふぢのゆるぎない信念に始まります。明治の時代、日本女子大学に学び、女子教育の理想を志した創立者は、その熱き思いを胸に渡米しました。異国の地ではスペイン風邪の世界的流行という未曽有の困難に直面しましたが、教育の信念が揺らぐことはありませんでした。この不屈の精神が、女子が志をもって学ぶことのできる学びの場を築く決意をさらに強固なものとし、本校創設へと結実したのです。
創立後の歩みもまた平坦なものではありませんでした。戦争の時代には二度にわたり校舎が焼失する試練にも見舞われましたが、そのたびに学校は再び立ち上がり、教育の歩みを止めることなく今日まで歴史を重ねてまいりました。
100年の歳月は、社会を支える多くの卒業生を送り出してきた歴史でもあります。母校の歩みを築いてこられた卒業生一人ひとりに、心より敬意をあらわします。そして100周年という節目は、新たな時代への出発点です。社会構造が大きく変化するなかにあっても、人を育てる教育の本質は変わりません。創立者の精神を受け継ぎ、生徒一人ひとりが自らの可能性を切り拓き、それぞれの志を社会へとつないでいくことができるよう、教育の充実に努め、次代を担う人材の育成に力を尽くしてまいります。









